九州へ4泊5日の旅行に行ってきました!(2025/03/30-04/03)
九州旅行3日目のことになります。五ヶ瀬で宿泊した木地屋さんから高千穂町の天岩戸神社に立ち寄り、大分(別府)を目指します。
神様を感じに天岩戸(あまのいわと)神社へ

昨日からの宮崎駅前のレンタカーで五ヶ瀬から高千穂の天岩戸神社に向かいます。
この地図には、神話と観光スポットがまとめられています。
写真では小さくなっているため見難いと思いますが、オレンジの13、14付近の宮崎空港マークから、大分との県境付近の茶色の1付近の現在地まで来ました。
だいぶ北に進んできました。
旅行の計画前から、宮崎に来たら高千穂の天岩戸は外せないと考えていた念願の場所です。
木地屋さんを出た時は、雨ではなかったのですが、高千穂への道中は、雨が降ったり止んだりでした。
目的のひとつ、スピリチュアルスポットの太鼓橋へ

参道を歩き出します。雨は降っていません。

案内図で、天安河原の手前に太鼓橋を確認。駐車場から徒歩で10分程度のところのようです。
西本宮から遊歩道を歩き、しばらく行くところに「太鼓橋」があるのだなと心に思いスピリチャルスポットに向かいます。
天安河原へと続く道に架かる太鼓橋は、俗世界と聖域を分ける結界とされている、とてもパワーのある場所と調べていたので、ワクワクで足取りが軽い感じです。
太鼓橋では、橋の上から川に向かって手をかざすと良いようです。
天安河原は、天照大神が天岩戸に隠れた際に神々が集まって話し合った場所とされています。
天岩戸神社 西本宮


天岩戸神社の駐車場に到着した時には、雨は、ほぼ降っていなかったんですが、散策し始めて、すぐに傘がないと散策できないほどの雨になってしまいました。
傘を持っていない私たちは、西本宮までしか進めず、天岩戸神社のほとんどを見ることができず、駐車場付近だけの散策になってしまいました。
天照皇大神(あまてらすのおおみかみ)

天岩戸神社 西本宮では、天照皇大神が祀られているとのことです。
参拝の作法

手を合わせる際には、賽銭箱の上に参拝の作法が書かれていました。
こんな時にしか手を合わせることはないのでありがたいですね。
文字通り、心をこめて参拝ができます。
参拝の作法
心を込めて参拝しましょう。神前に進み軽くお辞儀をする
2拝:深く2度お辞儀をする
2拍手:手を2度打つ
1拝:深く1度お辞儀をする
軽くお辞儀をして神前から退る
退る(しさる)、前を向いたまま後ろへ下がる。
東天紅

境内や途中の参道には、鶏が歩いています。東天紅(とうてんこう)という鶏です。
夜明けを知らせる鶏の鳴き声を表す語のようで、オスが「トーテンコー」と鳴くようです。
天岩戸神話について

天岩戸神話は、日本神話の中でも特に有名な物語で、『古事記』や『日本書紀』に記されています。
太陽の女神「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が岩戸に隠れてしまい、世界が闇に包まれたというエピソードです。
「太陽の復活」「秩序の回復」などを象徴しています。また、神々の協力や芸能の力(アメノウズメの舞)によって危機を乗り越えるという教訓も含まれています。
あらすじ
弟・スサノオの乱暴
天照大神の弟「スサノオノミコト(須佐之男命)」が高天原で暴れまわり、田畑を荒らしたり、神殿を壊したりします。
天照大神、岩戸に隠れる
その乱暴に怒った天照大神は、天の岩戸(洞窟)に閉じこもってしまいます。すると、太陽の光が失われ、天地が真っ暗に…。
神々の対策会議
八百万の神々(やおよろずのかみ)が集まり、どうすれば天照大神が出てきてくれるかを話し合います。
アメノウズメの舞
女神「アメノウズメ」が岩戸の前で滑稽で大胆な踊りを踊り、神々が大笑いします。
天照大神が顔を出す
外の騒がしさに興味を持った天照大神が、岩戸を少し開けて外を見ると、大鏡に映る自分の姿があり、それに見とれている隙に「タヂカラオノカミ」が岩戸を開けて引き出します。
再び世界に光が戻る
天照大神が岩戸から出てきたことで、再び世界に光が戻り、秩序も取り戻されました。
天岩戸神社の「天岩戸神話」を見ると詳しく書かれていますので見られると良いです。

日向神話 神々の系図



神々の系図と共に地図や観光スポットがまとめられていました。
これを元に、宮崎を巡っても良いなぁと思いました。
神話好きの方は、宮崎県公式観光サイトみやざき観光ナビの「神話のふるさと 宮崎」に沢山の情報がありますので見られると良いかも知れません。
URL:https://www.kanko-miyazaki.jp/shinwanofurusato
今回は、雨で全部の目的を果たせませんでした。
そういう運命だったのでしょう。天岩戸には、必ず訪れる機会があるはず。
この後は、別府へと急ぎました。。