赤坂見附で、本格的な“ガチ中華”を楽しみたい――。
そんな時に訪れたいのが、湖南料理専門店の 連湘閣 湖南菜(レンシャングウ・コナンサイ)。
中国の地方料理をそのまま日本へ持ち込んだような空気感と、本場さながらの刺激的な辛さ。
日本人向けにアレンジされた「町中華」とは一線を画す、“本気の中国郷土料理”を味わえる一軒です。
赤坂見附エリアでガチ中華を探している方、四川料理とは違う中国の辛い料理を食べたい方にもおすすめです。
連湘閣 湖南菜(レンシャングウ・コナンサイ)とは
連湘閣 湖南菜 は、中国湖南省の郷土料理「湖南料理(湘菜)」を専門に提供する人気店。
中国版食べログとも呼ばれる「大衆点評」でも高評価を獲得している老舗で、中国本土では複数店舗を展開。赤坂店は日本1号店です。
ブランドコンセプトは、
「中国に行かなくても本場の中華料理が食べられます!」
というもの。
実際に訪れてみると、中国語が飛び交い、中国人客も多く、日本にいながら中国ローカル食堂へ来たような感覚を味わえます。
店舗情報・アクセス
連湘閣 湖南菜(レンシャングウ・コナンサイ)
住所:東京都港区赤坂3-21-14 TS共和六番館 2F
最寄駅:赤坂見附駅から徒歩5分以内
エリア:赤坂・赤坂見附
ジャンル:湖南料理・ガチ中華・中国郷土料理
赤坂見附駅周辺はガチ中華激戦区ですが、その中でも「湖南料理」に特化しているのが特徴です。
湖南料理(湘菜)とは?四川料理との違い
中国八大料理の一つ「湖南料理」
湖南料理(湘菜)は、中国中南部・湖南省発祥の郷土料理。
四川料理と並び、中国八大料理(四川、広東、山東、江蘇、浙江、福建、湖南、安徽)の一つとして知られています。
湖南料理の特徴
唐辛子を使った“鮮烈な辛さ”
四川料理の特徴が「麻辣(マーラー)」=花椒の痺れ+辛さであるのに対し、湖南料理は、
- 酸辣(スワンラー)
- 香辣(シャンラー)
- 鮮辣(シェンラー)
と呼ばれる、“香り”や“酸味”を伴う辛さが特徴。
花椒による痺れは比較的控えめで、唐辛子そのものの鋭い辛さを感じます。
発酵文化と燻製文化
湖南省は湿度が高いため、保存食文化が発達。
- 発酵唐辛子
- 燻製肉
- 漬物
などを多用することで、奥深い旨味を作り出しています。
代表的な湖南料理
有名な湖南料理には、
- 双椒蒸魚頭(魚頭の唐辛子蒸し)
- 毛氏紅焼肉(毛沢東が愛した角煮)
などがあります。
店内の雰囲気|まさに“中国現地感”
19時頃に訪問しましたが、店内はほぼ満席。
中国人グループのお客さんも非常に多く、日本語より中国語が飛び交っている印象でした。
明るく活気があり、“日本向け中華料理店”ではなく、中国現地の空気感をそのまま持ち込んだような雰囲気。
「ガチ中華」という言葉がぴったりです。
メニュー
メニューは中国語中心ですが、日本語表記もあります。




ただし料理説明までは細かく書かれていないため、料理名から想像しながら注文する楽しさもあります。

リーズナブルなおつまみ系メニューもあり、中国居酒屋的な使い方もできそうです。
実食レビュー
豚バラとカラシ菜の蒸し煮(梅菜扣肉)

客家料理由来とも言われる定番料理。
豚バラ肉を使用していますが、脂っこさは意外なほど控えめ。
醤油ベースの深いコクと、発酵野菜の旨味が絶妙でした。
トロトロ食感ながら重すぎず、かなり食べやすい一品。
揚げピーナッツ(油炸花生米)

シンプルながら、止まらない美味しさ。
香ばしさと塩気が絶妙で、中国居酒屋では定番のおつまみ。
お酒との相性が抜群です。
ニラレバ

ニンニクのホクホク感が印象的。
後から唐辛子の辛さがじわじわ広がってきて、湖南料理らしい刺激を感じます。
タケノコと燻製豚肉の炒め物

燻製肉の香りが非常に良い一皿。
湖南料理特有の“燻香”が感じられ、日本の中華料理ではなかなか出会えない味でした。
キュウリの和えもの

辛い料理の合間にぴったり。
シンプルですが、箸休めとして非常に優秀です。
新鮮牛肉とセロリ炒め(小炒鮮牛肉)

今回の中でも特に辛さを感じた料理。

鉄鍋の下に火が入っており、最後まで熱々。
唐辛子のストレートな辛味が強烈でしたが、唐辛子を避けていれば美味しくいただけます。
“湖南料理らしさ”を最も感じた一皿でした。
セロリの香りも良く、牛肉との相性も抜群。
中国の薬草酒「勁酒(けいしゅ)」も体験

湖南料理と一緒にいただいたのが、中国の保健酒「勁酒(けいしゅ)」。

白酒(パイチュー)をベースに、
- 淮山薬(わいさんやく / ナガイモの根茎)
- 仙茅(せんぼう / シモツケソウ類の根茎)
- 当帰(とうき / トウキの根)
- 肉蓯蓉(にくじゅよう / ホンオニクチョウの肉質茎)
- 枸杞子(くこし / クコの実)
- 黄耆(おうぎ / キバナオウギの根)
- 淫羊藿(いんようかく / イカリソウの地上部)
- 肉桂(にっけい / シナモン)
- 丁香(ちょうこう / チョウジ・クローブ)
など複数の漢方生薬を漬け込んだ薬草酒です。

甘みがありながら、身体の芯から温まるような味わい。
中国では健康維持や疲労回復目的で親しまれているそうです。

まとめ|赤坂見附で“本物のガチ中華”を食べるならおすすめ

連湘閣 湖南菜 は、日本人向けに調整された中華料理ではなく、中国現地の味と空気感をそのまま楽しめる本格湖南料理店でした。

四川料理とも違う、
- 酸味を伴う辛さ
- 発酵食材の旨味
- 燻製の香り
など、中国地方料理の奥深さを体験できます。

赤坂・赤坂見附エリアで、
- ガチ中華を探している
- 本格湖南料理を食べたい
- 中国の郷土料理に興味がある
- 辛い料理が好き(ほとんどの料理は辛くない)
という方には、かなりおすすめできる一軒です。
中国一辛いと、書きましたが、今回食べたお料理は、
全て美味しくいただけましたので、安心してお勧めできるお店です。

