東京都品川区の武蔵小山は、レトロな雰囲気と再開発による新しさが共存するエリア。中でも注目したいのが、創業60年を超える老舗の中華料理店「明星飯店(みょうじょうはんてん)」です。
今回は、昔ながらの街中華の魅力とともに、人気メニューを紹介します。
武蔵小山ってどんな場所?
武蔵小山駅前には、1956(昭和31)年に完成した日本初の大型アーケード商店街「パルム商店街」があります。
「パル」は友達(pal)、武蔵小山の「ム」で、パルムだそうです。
完成時は全長470mで「東洋一のアーケイド」といわれ、その後も延長拡大。
商店街は、L字型で二手に分かれているものの、メインロードは武蔵小山駅から中原街道に向かう左側の通りです。
武蔵小山駅から中原街道まで全長約800mの東京で最も長いアーケード商店街です。
飲食店や雑貨、服飾など多様な商品が揃い、雨の日でも濡れずにショッピングが楽しめます。
近年は再開発が進み、駅周辺には新しい商業施設や高層マンションも登場しています。
店舗情報|明星飯店

明星飯店は、メインロードではない右側の通りを進んだところ、賑わいのあるアーケード街から少し外れた静かな通りに明星飯店はあります。
明星飯店
東京都品川区小山4-3-10
夜は金曜、土曜のみです。
月・火:定休日
水・木・日:11:30~14:30
金・土:11:30~14:00 / 17:00~20:30
支払い:現金のみ
座席:カウンター4席、テーブル席(4人掛け×3卓)
店内で喫煙はできません。
メニュー紹介

麺類、餃子などです。
他店では、1,000円を超えるラーメンが多いですが、どれも1,000円を超えていないのが嬉しいですね。

一品料理やチャーハン。
お隣の常連と思われる若者たちは、一品料理を頼みつつ一杯とい感じで街中華を堪能していました。
ラーメンとチャーハンと餃子




鶏白湯ラーメンと五目あんかけラーメンとチャーハン、餃子を注文です。
五目あんかけラーメンは、野菜や海鮮など具だくさんで、あんの旨味が麺によく絡みます。
街中華の感じがたまりませんね。
ザ・街中華の明星飯店


昭和感が漂う店構えも何か楽しい感じになります。
実際に見たわけではないですが、テレビ番組『街中華で飲ろうぜ』(BS-TBS)の第38回(2019年11月25日放送)にも登場し、タレントの高田秋さんが味噌ラーメンを紹介していたようです。
TVerやHuluで見ようとしたのですが、第38回はありませんでした。
口笛のオープニング曲、東京スカパラダイスオーケストラの「君と僕」、「ヒュヒューヒュ、ヒュヒューヒュヒュ♪」のどこか懐かしい感じのこの曲にぴったりなお店だと思います。
楽しい感じは、この曲から連想したのかもしれないです。
まとめ
「明星飯店」は、武蔵小山で昔ながらの味と雰囲気を楽しめる貴重な街中華です。
価格もリーズナブルで、ランチにも夜のちょい飲みにもおすすめ。
昭和を感じる空間で、心もお腹も満たされるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。