2025年7月、目黒・権之助坂に新しくオープンした 「八丈島郷土料理 源八船頭 目黒店」。
八丈島の新鮮な海の幸や特産品を使った郷土料理が楽しめると話題のお店です。今回は実際に訪れ、島の魅力あふれる料理を堪能してきました。
アクセス|目黒駅から徒歩5分

2階の入口、左側が権之助坂です。源八船頭 目黒店は、東京都目黒区下目黒1-3-28 サンウッド目黒2Fにあります。
JR山手線・目黒駅西口からドン・キホーテ方面へ向かい、権之助坂をくだって徒歩約5分。2階が入口がですが路面にあり、初めてでも見つけやすい立地です。
👉 公式サイトは「.net」と「.com」の2つがありますが、目黒店の情報があるのは genpachi.net の方です。
店内の雰囲気

入店すると右手に小上がりの席があり、靴を脱いでゆったり座れます。今回は子連れで伺いましたが、スタッフの方が気を遣って小上がりに案内してくださり、とても助かりました。家庭的で温かみのある雰囲気が印象的です。
創業者の想い

源八船頭の創業者・金城昌光さん(85歳!?)は沖縄出身。16歳で家族と共に八丈島へ移住し、魚屋を営んでいたそうです。魚への情熱と八丈島を広めたいという思いから、40歳で東京へ進出。1980年代に小岩で創業し、現在も八丈島の魅力を発信し続けています。
メニュー|「おじゃりやれ〜」の心で

八丈島では「おじゃりやれ」は「いらっしゃい」の意味。店内のメニュー表には料理だけでなく、島の焼酎や酒造店の紹介も掲載されており、食事を通じて八丈島の文化を感じられます。


名物の明日葉を使ったドリンクメニューが並びます。

八丈島で作っている島焼酎が並んでいます。 「鬼」やら「情け島」という名称の焼酎があります。島に伝わる民謡「八丈しょめ節」の一節です。「沖で見たときゃ鬼島とみたが、来てみりゃ八丈は情け嶋」という歌詞にあり、八丈島が外見はゴツゴツした鬼のような島に見えるが、実際は人情豊かな島であるという意味合いが込められています。
注文は、モバイルオーダーです。
実際にいただいた料理
お通し

ネバっとした舌触りと塩味が効いていて、焼酎との相性抜群。
ぶりかまの塩焼き

脂がのった大きなぶりかま。香ばしく焼き上げられて絶品でした。
島寿司

八丈島名物。和がらしの辛みと漬け魚の旨みが、甘めのシャリに見事に調和。都内でこの味を体験できるのは貴重です。子供も一緒だったので、和がらしは、別盛りにしてもらいました。
和がらしはシャリとネタの間に挟んだり、そのままネタの上にのせて食べても良いと思います。
鶏の唐揚げ・チキン南蛮


ボリュームたっぷりで、子供にも人気の一品。
鶏と夏野菜のピリ辛トマトチーズ焼き

夏野菜の旨みとスパイシーさが食欲をそそります。
八丈島焼きそば

明日葉を練り込んだ自家製麺をペペロンチーノ風に仕上げた一品。思ったより辛めなので、お子様連れは注意が必要です。
明日葉の天ぷら(売切れ)
写真なし。この日は残念ながら品切れ。次回はぜひ注文したいと思いました。
明日葉とは?
明日葉(あしたば)は「明日には新しい葉が出る」と言われるほど生命力が強い植物。ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で、黄色い汁に含まれる「カルコン」は抗酸化作用を持つ成分として注目されています。健康志向の方には特におすすめの食材です。
まとめ|島寿司と明日葉料理は必食!

源八船頭 目黒店では、八丈島の郷土料理を都内で気軽に楽しむことができます。
特におすすめは 島寿司 と 八丈島焼きそば。スタッフの方々の心配りもあり、子連れでも安心して食事ができました。
次回は明日葉の天ぷら、そして勇気があれば名物「くさや」にも挑戦してみたいと思います。
八丈島を訪れたことがない方でも、このお店で島の魅力を存分に味わえるでしょう。