目黒駅周辺で昔ながらの醤油ラーメンを楽しめるお店を探しているなら、権之助坂にある「らーめん田丸」は候補に入れておきたい一軒です。
目黒には数多くのラーメン店がありますが、らーめん田丸は長年この街で親しまれてきた老舗。動物系のうま味と野菜の優しい甘みを感じられる、どこか懐かしい味わいが魅力です。
さらに、ラーメン評論家として知られる大崎裕史さんが、食べ歩きのなかで最も多く訪れたお店として紹介していることでも知られています。
今回は妻と2人で、日曜日のランチタイムに訪問しました。
私が注文したのはチャーシューワンタン麺。妻は担々麺を注文したつもりでしたが、思わぬハプニングもありました。
実際に食べたラーメンの味わいや店内の雰囲気、メニュー、ランチタイムのお得なサービスなどを紹介します。
らーめん田丸の店舗情報・アクセス
らーめん田丸
住所:東京都目黒区下目黒1-5-20 コムトーヨービル 1F
アクセス:JR・東急・東京メトロ・都営地下鉄の目黒駅から徒歩約5分

営業時間:11:20〜24:00
日曜日の営業時間:11:20〜23:00
定休日:なし
座席:カウンターのみ9席
※営業時間・定休日・メニュー価格は変更される場合があります。訪問前に最新情報をご確認ください。
らーめん田丸とは?目黒・権之助坂の老舗ラーメン店
らーめん田丸は、目黒駅から権之助坂を下った先にあるラーメン店です。
提供しているのは、動物系のうま味と野菜の甘みを感じられる、昔ながらのシンプルな醤油ラーメン。
近年は個性的なスープやトッピングを楽しめるラーメン店が増えていますが、田丸の魅力は、飾りすぎない味わいにあります。
そして、特徴的なのがラーメンを盛り付ける器。一般的なラーメン丼ではなく、カレー皿を思わせる楕円形の器で提供されるメニューがあります。
初めて訪れる方は、見た目にも印象に残るのではないでしょうか。
価格も比較的手頃で、普段のランチにも利用しやすいお店です。
目黒で長く営業を続けてきた老舗ならではの魅力を感じながら、気軽にラーメンを楽しめます。
大崎裕史さんの個人賞に選ばれたラーメン店
らーめん田丸を語るうえで興味深いのが、ラーメン評論家として知られる大崎裕史さんとのエピソードです。
店内には、大崎さんが田丸について語った紹介文が掲示されています。
そこでは、自身を多くのお店を食べ歩く「コレクター」と表現し、同じお店に何度も通うことは少ないと説明しています。
そんな大崎さんが、食べ歩きのなかで最も多く訪れたお店が、らーめん田丸だったそうです。
紹介文では、田丸の味わいについて、単調でありながらもほかにはない魅力があるという趣旨のコメントが記されています。
さまざまなラーメンを食べ歩いてきた方が、繰り返し足を運びたくなるお店。これは、田丸の魅力を知るうえで興味深いエピソードです。
大崎裕史さんが語る、らーめん田丸の歴史
さらに調べてみると、ラーメンデータベースの「今日の一杯」に、大崎さんによる田丸の紹介記事が掲載されています。
記事は2018年12月1日付で、田丸の創業にまつわる話や、目黒のラーメン事情などが紹介されています。
創業者の吉田さんに由来する店名の話や、現在の店主に至るまでの歴史、そして大崎さんが田丸に何度も通うようになった背景など、興味深いエピソードが語られています。
1980年代初頭の目黒周辺のラーメン事情を知る手がかりにもなり、単にラーメンを食べるだけではわからない、お店の歴史に触れられる内容です。
詳しく知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください。
長く続くお店には、その店ならではの味わいと歴史があります。田丸のラーメンを食べるときには、こうした背景を知っておくと、また違った楽しみ方ができそうです。
らーめん田丸のメニュー

らーめん田丸では、定番のラーメンをはじめ、もやし炒め麺や担々麺、チャーシュー麺、ワンタン麺など、さまざまなメニューが用意されています。
今回確認したメニューは以下のとおりです。
| ニュー | 価格 |
|---|---|
| ラーメン | 800円 |
| もやし炒め麺 | 900円 |
| 担々麺 | 900円 |
| ネギチャーシュー麺 | 900円 |
| チャーシュー麺 | 1,000円 |
| ワンタン麺 | 1,000円 |
| チャーシューワンタン麺 | 1,100円 |
※価格は訪問時の情報です。
シンプルなラーメンから、チャーシューやワンタンを組み合わせたボリュームのある一杯まで選べます。
大盛りは麺量が2倍!
麺量は、並盛りが約170g、大盛りが約340g。
大盛りにすると麺量が2倍になるため、しっかり食べたい方にもよさそうです。
なお、訪問時に確認したメニュー情報では、大盛りの追加料金は100円でした。追加料金やトッピングの価格は変更される可能性があるため、注文時に確認してください。
店内の様子|カウンター9席の落ち着いた空間

店内はカウンターのみで、座席数は9席。
コンパクトなつくりですが、きれいに整えられており、落ち着いてラーメンを楽しめる雰囲気です。
卓上にはコショウ、ラー油、醤油、お酢などの調味料が用意されています。

昔ながらのラーメン店らしいシンプルな構成で、自分好みに味を調整しながら食べられます。
日曜日の11時40分過ぎに訪問
今回は日曜日の11時40分を過ぎた頃に、妻と2人で訪問しました。
先客は1名いましたが、ちょうど食べ終わって帰るところ。その後もお客さんが訪れ、常連と思われる方がネギチャーシュー麺を注文していました。
地元で長く親しまれているお店らしく、普段使いのランチスポットとして利用している方もいるようです。
この日は、私はチャーシューワンタン麺、妻は担々麺を注文しました。
ところが、妻の注文は少し思いがけない展開に……。
チャーシューワンタン麺を実食!

私が注文したのは、チャーシューワンタン麺です。
チャーシューがたっぷりとのった一杯が到着しました。
まず目を引くのは、やはり特徴的な器。一般的なラーメン丼ではなく、カレー皿のような楕円形の器で提供されます。
見た目にも個性があり、田丸らしさを感じるポイントです。
昔ながらの優しい醤油スープ

まずはスープからいただきます。
ひと口飲むと、昔ながらの醤油ラーメンらしい、シンプルで優しい味わい。
動物系のうま味を感じながらも、強いインパクトで押し切るタイプではありません。じんわりとおいしさが広がり、自然とレンゲが進みます。
麺やワンタンと一緒に食べ進めることで、それぞれの味わいがスープに溶け込んでいくような印象もありました。
近年の濃厚系ラーメンとは違った、飽きずに食べられる一杯です。
噛み応えのあるチャーシューと、たっぷりのキャベツ

チャーシューワンタン麺という名前のとおり、チャーシューもしっかり入っています。
最近よく見かける、とろけるような柔らかいチャーシューとは異なり、しっかりとした噛み応えがあります。
どこか懐かしさを感じるチャーシューで、昔ながらのラーメンとの相性もよさそうです。
そして、チャーシューの下にはキャベツがたっぷり。

スープに感じる野菜の優しい甘みは、このキャベツの存在も関係しているのかもしれません。
チャーシューのうま味とキャベツの甘みを一緒に楽しめるのも、この一杯の魅力です。
中太ちぢれ麺が優しいスープによく合う

麺は中太のちぢれ麺。
個人的にも好きなタイプの麺です。
ほどよい存在感があり、優しい味わいのスープとの絡みも良好。スープと一緒にすすれば、昔ながらの醤油ラーメンらしいおいしさを楽しめます。
奇をてらった組み合わせではありませんが、だからこそ安心感があります。
長年親しまれてきたラーメンには、こうしたシンプルな組み合わせのよさがあるのだと感じます。
小ぶりな肉あんのワンタンとメンマも名脇役

ワンタンは、小ぶりな肉あんを包んだものが複数入っています。
口に運ぶと、皮のツルッとなめらかな食感が楽しめます。
チャーシューが主役級の存在感を放つ一杯ですが、ワンタンが加わることで食感に変化が生まれ、最後まで飽きずに食べ進められます。
さらに、メンマもいい仕事をしています。

派手さはありませんが、ラーメン全体のバランスを支える名脇役です。
途中で卓上のラー油を少し加えてみると、味わいに変化がつきます。

基本の優しいスープを楽しみながら、好みに合わせて味を調整するのもおすすめです。
チャーシュー、キャベツ、麺、ワンタン。それぞれの具材を楽しめる、満足感のある一杯でした。
妻は担々麺のはずがワンタン麺に!
一方、妻は担々麺を注文しました。
しかし、運ばれてきたのはワンタン麺。

注文したものと違うことを伝えましたが、この日はそのままワンタン麺をいただくことにしました。
食券制ではないため、こうした注文の行き違いが起きることもあるのかもしれません。
結果的に、私のチャーシューワンタン麺と妻のワンタン麺という、ワンタン入りのラーメンを2人で食べることになりました。
担々麺を楽しめなかったのは少し残念ですが、同じお店で似たメニューを食べ比べるのも、あとから振り返れば思い出のひとつです。
次回訪問する機会があれば、今度こそ担々麺を食べてみたいと思います。
ランチタイムはネギチャーシュー麺がお得!
らーめん田丸では、ランチタイムにネギチャーシュー麺が通常より100円安くなるサービスがあります。
今回、常連と思われるお客さんがネギチャーシュー麺を注文していたのも印象的でした。
ネギとチャーシューを楽しめるメニューが通常よりお得になるなら、ランチタイムに利用するメリットがあります。
今回の訪問ではチャーシューワンタン麺を選びましたが、次回はネギチャーシュー麺を注文するのもよさそうです。
※割引の実施時間や対象メニュー、価格は変更される場合があります。
毎月23日はお客様感謝デー!ラーメンが600円
もうひとつ注目したいのが、毎月23日のお客様感謝デーです。
訪問時に確認した情報では、毎月23日はラーメンが600円になるサービスが実施されています。
通常価格よりも手頃にラーメンを楽しめるのは、うれしいサービスです。
物価上昇が続き、ラーメンも以前より高価になったと感じる機会が増えました。そんななか、長く続くお店でお得にラーメンを食べられる機会があるのはありがたいですね。
目黒でランチをする予定がある方は、23日を狙って訪問してみるのもよいかもしれません。
※お客様感謝デーの実施状況や対象メニュー、価格は変更される可能性があるため、訪問時にご確認ください。
らーめん田丸はこんな人におすすめ
らーめん田丸は、次のような方におすすめしたいお店です。
- 目黒駅周辺で昔ながらの醤油ラーメンを食べたい方
- 濃厚系とは違う、優しい味わいのラーメンが好きな方
- チャーシューやワンタンを楽しめるラーメンを探している方
- 目黒・権之助坂の老舗ラーメン店を巡ってみたい方
- 大崎裕史さんが通い続けたラーメン店に興味がある方
- お得なランチやお客様感謝デーを利用したい方
特に、昔ながらのラーメンが好きな方には、一度味わってみてほしいお店です。
まとめ|目黒の老舗で味わう、懐かしく優しいラーメン

今回は、目黒・権之助坂にある「らーめん田丸」を妻と2人で訪問しました。
私がいただいたチャーシューワンタン麺は、優しい醤油スープに中太ちぢれ麺、噛み応えのあるチャーシュー、たっぷりのキャベツ、そしてなめらかなワンタンが組み合わさった一杯でした。
派手さよりも、昔ながらの味わいを大切にしている印象で、どこか懐かしさを感じられます。
また、大崎裕史さんが食べ歩きのなかで最も多く訪れたお店として紹介している点も、田丸の歴史や魅力を知るうえで興味深いところです。
ランチタイムのネギチャーシュー麺の割引や、毎月23日のお客様感謝デーなど、お得に楽しめるサービスもあります。
今回は妻の注文が担々麺からワンタン麺になってしまうハプニングもありましたが、それも含めて印象に残るランチとなりました。
目黒で昔ながらのラーメンを食べたくなったら、らーめん田丸に足を運んでみてはいかがでしょうか。

