福岡市中央区大手門にある「元祖ラーメン長浜家(ながはまけ)」。
福岡を代表する長浜ラーメンの名店であり、地元ファンからは「家1(いえいち)」の愛称で親しまれています。
長浜ラーメンといえば、
「ベタナマ!」
「替玉カタ!」
と独特の注文コールが飛び交うことで有名。
今回は家族4人で実際に訪問し、本場長浜ラーメンを味わってきました。
元祖ラーメン長浜家(家1)とは?
元祖ラーメン長浜家
福岡県福岡市中央区大手門2-7-10
長浜ラーメンの人気店。
元祖長浜ラーメンの流れを汲む店舗として知られ、「家1」と呼ばれています。
メニューは基本的にラーメンのみ。
麺の硬さやスープの脂の量を指定する独特の注文スタイルが特徴です。
平日昼前でも20人待ちの人気ぶり

2026年5月29日11時56分に到着。
すでに20人ほどの行列ができていました。
その後も続々とお客さんが訪れ、列はさらに伸びていきます。

並び方にはルールがあり、
- 店舗前は店舗沿いに並ぶ
- 隣接店舗付近からは道路側に並ぶ
という流れになっていました。

店内をガラス越しに見ると満席に見えましたが、スタッフがジェスチャーで案内してくれます。
今回は大人2人、小学3年生と幼稚園年中の娘を含む4人で訪問。
スタッフが席をうまく調整してくれ、一番奥のテーブル席へ案内してくれました。
子供用の椅子もあります。
子連れでも利用しやすい印象です。
メニューはラーメンのみ

長浜ラーメンらしく、メニューは非常にシンプル。
注文時に聞かれるのは以下の2点です。
- 麺の硬さ
- ナマ
- カタ
- 普通
- ヤワ
- ずん
- スープの脂量
- ナシ
- 普通
- ベタ
本当は常連らしく「ベタナマ」と注文したかったのですが、初訪問なので無難に
麺カタ・スープ普通で注文しました。
家族の残り3杯は普通・普通で注文。
家族4人でラーメン4杯注文して、会計は2,000円。
その安さに驚きました。

なお、2026年6月1日からは1杯600円へ値上げ予定とのことです。
実食レビュー

運ばれてきたラーメンは実にシンプル。
長浜ラーメンらしい見た目です。

まず感じたのは麺量の多さ。
長浜ラーメンは少なめというイメージがありましたが、思った以上にしっかり入っています。

麺は極細ストレート。
今回はカタで注文しましたが、初訪問なら普通でも十分楽しめそうです。
家族の普通の麺も少しもらいましたが、全く違う食感でした。
スープは豚骨特有の臭みが少なく、意外なほどあっさり。
しかし旨味はしっかりしていて、レンゲが止まりません。
ネギも標準でたっぷり。
チャーシューは塩気が効いていて、シンプルなスープと相性抜群です。
卓上の
- ラーだれ(ラーメンのタレ)
- 紅生姜
- ゴマ
- コショウ
で楽しみます。
特にゴマの香りが非常に濃厚で印象的でした。
長浜家の替玉の頼み方
替玉文化発祥とも言われる長浜ラーメン。
頼み方も独特です。
替玉注文のタイミング
麺が残り1〜2口になった頃。
スープはなるべく残しておきます。
注文方法
「替玉、カタで!」
のように、
替玉+麺の硬さ
を伝えます。
味が薄くなったら
卓上のラーメンタレ(ラータレ)を加えて味を調整。
紅生姜やゴマを投入すると最後まで飽きずに楽しめます。
ベタナマとは?長浜ラーメン専門用語解説

初めて訪れると戸惑う長浜ラーメン独特のコール。
代表的なものを紹介します。
ベタ
脂多め。あっさりスープにコクが加わります。
ナマ
最も硬い麺。
一般的な博多ラーメンの「バリカタ」「ハリガネ」に近い存在です。
ベタナマ
脂多め+最硬麺。長浜ラーメンファン定番の注文方法です。
ずん
究極のやわ麺。熱狂的ファン向けの注文です。
プチ豆知識
「モーガン」文化:「家1」などは24時間営業しているため、地元の熱狂的なファンが飲み明かした早朝(モーニング)にガンナガを食べることを「モーガン」と呼びます。
バリカタは言わない:一般的な博多ラーメンで使われる「バリカタ」という言葉は、ここでは使いません。もちろん、バリカタでも通じるようです。最も硬い麺は「ナマ」とコールするのがお約束です。
元祖長浜屋と長浜家の違い
長浜ラーメン初心者が最も混乱するのが
「元祖長浜屋」と「元祖ラーメン長浜家」
の違いです。
| 通称 | 正式店名 | 現在の主な場所 | 特徴・違い |
| 屋(や) | 元祖長浜屋 | 中央区長浜 | 全ての元祖。スープは比較的あっさりしており、お茶はセルフで大きな湯呑み。食券制。 |
| 家1(けいち) | 元祖ラーメン長浜家 | 中央区大手門 | 「屋」のすぐ近く。スープの塩気がややキリッと強めで、チャーシューの味が濃い傾向。コスパの良さでも人気。今回訪問。 |
| 家2(けに) | 元祖ラーメン長浜家 | 博多区上川端町 | 中洲川端のアーケード内に移転。繁華街に近いため、お酒を飲んだ後の「締め」として愛されている。 |
まとめ

元祖ラーメン長浜家(家1)は、
- 本場長浜ラーメンを気軽に味わえる
- 24時間営業で利用しやすい
- 替玉文化や独特の注文コールを体験できる
- 600円でも圧倒的コストパフォーマンス
という魅力があります。

初めて訪れるなら「普通・カタ」あたりがおすすめ。
次回は「ベタナマ」に挑戦予定です。
福岡旅行で長浜ラーメンを食べるなら、一度は訪れたい名店です。

