かねてから一度は足を運びたいと思っていた、赤坂の人気店「博多ラーメン 和(かず)」へ。
近くに用事があったため、ランチタイムの13時になる頃に伺いました。
赤坂という場所柄、ランチタイムは混雑しているだろうと思っていましたが、店頭には予想以上の行列。
それでも、せっかく来たからには食べてみたい。
結論から言うと、並んででも食べてよかったと思える、最高の濃厚豚骨ラーメンでした。
「和」の最大の特徴は、店名にもある自家炊き濃厚ど豚骨スープ。
豚と水だけで仕上げるというスープは、豚の旨味をしっかり感じられる濃厚な味わいです。
今回は、ちょっと豪勢に特製和ラーメン+マキシマムたまごをいただきました。
店舗情報・アクセス
博多ラーメン 和(かず)
東京都港区赤坂5-1-36 すずふりビル 1F
営業時間
月・火・水・木・金
昼→11:00 – 15:00 L.O. 14:45
夜→18:00 – 22:00 L.O. 21:45
土
昼→11:00 – 15:00 L.O. 14:45
日・祝日
→定休日
最寄駅
東京メトロ千代田線「赤坂駅」1番出口より徒歩約4分
東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」10番出口より徒歩約6分
東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」9番・10番出口より徒歩約10分
東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」6番出口より徒歩約12分
最も近いのは、赤坂駅ですが、複数の駅から徒歩圏内という、東京らしい利便性の高いエリアです。
赤坂の大通りから少し入った人通りが多い狭路の場所ですが、周辺では多くのタクシーも走っています。
自家炊き濃厚ど豚骨「和」のスープ
「博多ラーメン 和」のスープは、豚と水だけで作られているそうです。
豚の頭から爪先まで余すことなく使用し、独自の製法で濃厚な豚骨スープを炊き上げています。
その製法は、博多豚骨で知られる「呼び戻し製法」と「取り切り製法」を組み合わせたハイブリッド。
熟成されたスープを新しいスープに入れて炊き出し、濃度の異なるスープの入れ替え、1番出汁から3番出汁の合わせ、熟成、追い焚き……。
さまざまな工程と時間をかけて、「和」のど豚骨スープが完成するそうです。
豚骨の旨味をどこまで引き出せるのか。
実際に食べてみると、そのこだわりを感じる一杯でした。
13時頃に到着!食券先買い制

この日は13時になる頃にお店へ。
店頭を見ると、反対側まで続く10人ちょっとの行列ができています。
何も知らなければ、ここで諦めてしまったかもしれません。
しかし、事前に「20人待ちくらいなら並ぶ価値がある」という口コミを見ていたので、今回は臆せず行列へ。

すると、まず目に入ったのが「食券先買い制」の文字。
店頭入口付近まで近づき、「食券購入ですか?」と声をかけると、その通りでした。
この時点で4人ほどが食券を購入するために待っている状態。
食券を購入してから列へ戻ります。

この時点で私の前には14人。

14人目は、店舗入り口の反対側という位置のイメージです。
人気ラーメン店のランチタイム終盤にもかかわらず、そして赤坂には数多くの飲食店がある中で、この人気ぶりはすごいですね。
さらに、行列に並ぶと、前の方から店主さんからのお礼と、最後尾の方が持つメッセージカードが渡されます。

そこには食券先買い制であることなど、スムーズかつ気持ちよく利用するためのルールが書かれていました。
内容を確認して、後方のお客さんへバトンタッチ。
その後も行列は伸び、私が並んでいる間には20人を超える行列になっていました。
食券を購入してから約30分。
13時27分、ようやくカウンター席へ案内されました。
「博多ラーメン 和」のメニュー
券売機はボタン式です。

ラーメン
| メニュー | 価格 |
|---|---|
| 特製和ラーメン | 1,480円 |
| チャーシューメン | 1,300円 |
| バリネギラーメン | 1,200円 |
| 月見ラーメン | 1,170円 |
| ラーメン | 1,050円 |
ランチセット
ランチセットは、それぞれ100円くらいお得なサービスメニューの構成になっている様子。
| メニュー | 価格 |
|---|---|
| Aセット(チャーマヨ丼) | 250円 |
| Bセット(明太子ご飯) | 250円 |
| Cセット(ライス) | 100円 |

トッピング
| メニュー | 価格 |
|---|---|
| 一口餃子(6個) | 400円 |
| 味玉 | 150円 |
| バリネギ | 150円 |
| キクラゲ | 150円 |
| のり | 150円 |
| ワンタン | 250円 |
| チャーシュー | 250円 |
| マキシマムたまご(卵黄) | 120円 |
ご飯もの
| メニュー | 価格 |
|---|---|
| マキシマムTKG(卵別皿) | 270円 |
| 明太子ごはん | 350円 |
| 大ライス | 200円 |
替え玉
| メニュー | 価格 |
|---|---|
| 替玉1玉(半玉可能) | 無料 |
| 追加替玉 | 150円 |
| 追加替玉半玉 | 100円 |
追加の替玉は現金で注文します。
今回はちょっと豪勢+華やかに、

特製和ラーメン 1,480円+マキシマムたまご 120円
を購入しました。
麺の硬さを選ぶ

博多ラーメンらしく、麺の硬さを伝えます。行列している際は、店内に入る前に確認されます。
茹で時間はそれぞれ異なるようです。
- 粉落とし:3秒
- ハリガネ:5秒
- バリカタ:10秒
- かため:15秒
- 普通:30秒
- やわらかめ:90秒
伝えると、豚骨ラーメンを食べに来たという感じがします。
今回は普通でお願いしました。
カウンター12席のシンプルな店内

店内はシンプルで、カウンター12席。
カウンターなども綺麗に整理されています。
今回は調理場に近い、奥の短いカウンターへ案内されました。
ふと見るとポイントカードもあります。
「次回はポイントカードをもらおう」と思いつつ、この日はすっかり取るのを忘れてしまいました。
卓上には「和」ならではの無料トッピング

カウンターに座ると、目の前には卓上トッピングの説明があります。
生にんにく
専用のクラッシャーを使って、その場で潰していただきます。
1~2片がおすすめとのこと。
紅しょうが
豚骨ラーメンには欠かせない存在。
テリマヨ豚飯や、食後のお口直しにもおすすめだそうです。
辛子高菜
福岡県産の高菜を仕入れ、さらにお店で調理しているそうです。
かなり辛みが強く、替玉後の味変におすすめとのこと。
やみつきモヤシ
お店のかえしや自家製ラー油などで特製ダレを作り、味付けした一品。
これも替玉後の味変に良さそうです。
「ニンニクをへずる」とは?
卓上を見ると、
「ニンニクへずりますか?」
という、少し聞き慣れない言葉が。
一瞬「へずる?」となりますが、状況から意味はなんとなく伝わります。
「へずる」とは、博多ラーメンをはじめとする豚骨ラーメン界隈で使われる言葉で、生ニンニクをクラッシャーで潰したあと、器具に残ったニンニクを丼のフチなどにこすり付けるようにして、きれいに落とすことを指すようです。
クラッシャーで生ニンニクをギュッと潰すと、どうしても網目部分にニンニクが残ります。
それを丼のフチなどに押し当てて、こそげ落とす。
この動作から「へずる」という言葉が使われるようになったそうです。
こういうラーメン店ならではの専門用語を知るのも面白いですね。
特製和ラーメンを実食!

席についてから約7分。
13時34分、特製和ラーメンが着丼です。
まず目を奪われるのが、スープの表面。
アワアワです。
一般的な豚骨ラーメンとは少し違った雰囲気を醸し出しています。

トッピングは月見が入ることで、かなり華やか。
通常のトッピングとしてチャーシュー、キクラゲ、ねぎ。
さらに特製トッピングとしてチャーシュー、ワンタン2個、味玉、のり2枚。
そして今回は追加でマキシマムたまごも。
真っ赤な卵黄が乗ることで、見た目にも楽しい一杯です。
まずは濃厚豚骨スープから

まずはアワアワしているところのスープを一口。
これは濃い。
ただ濃いだけではなく、豚骨などの素材そのものを感じられる深みのある濃厚スープです。
「濃厚ど豚骨」という名前にも納得。
豚の旨味がしっかりと出ています。
なお、スープの濃度は日によって微妙に変化するため、その日の濃度を店内に表示しているそうです。
……なのですが。
今回は、スープがあまりにも美味しくて、濃度表示を確認するのをすっかり忘れてしまいました。
これは次回の宿題です。
福岡から取り寄せる低加水の細麺

麺は低加水麺の細麺。
毎日、福岡から取り寄せているそうです。
今回は「普通」でお願いしました。
麺を持ち上げてみると、細い麺に透明感があり、なんとも美しく感じます。
濃厚な豚骨スープをしっかりまとった細麺。
ズズッとすすれば、豚骨の旨味と麺の食感が一体になります。
ワンタンは2種類

特製トッピングのワンタンは2個。
どうやら、
- ノーマルタイプ
- 大葉入り
の2種類が入っているようです。
そのうち1個、レンゲに乗せたワンタンの皮から大葉が透けて見えています。
こういう細かな違いも楽しいですね。
大判チャーシューもしっとり

チャーシューも良いです。
大判ながら薄めに仕上げられていて、柔らかくしっとりとした食感。
濃厚な豚骨スープとの相性もよく、スープに馴染んでいます。
濃厚スープ、細麺、チャーシュー。
それぞれがきちんと調和しています。
無料の替玉で2杯目へ

ここで替玉をお願いします。
なんと替玉1玉無料。
これは嬉しい。
せっかくなので、替玉では卓上の無料トッピングを使って味変してみます。

まずは辛子高菜。
説明にあった通り、かなり辛い。
ただ辛いだけではなく、豚骨スープ全体にコクが加わったような印象です。
先ほどまで食べていた一杯とは、まるで別のラーメン。
替玉なのに、2杯目を食べているような感覚になります。

さらに、
- やみつきモヤシ
- 紅しょうが
- すりゴマ
を加えてみます。
これも良い。
卓上トッピングを少しずつ加えながら、自分好みの味に変化させていくのが楽しいです。

味玉も半分ほど食べて、見えた黄身の部分をスープに溶かします。
濃厚な豚骨スープが、少しだけまろやかになりました。
そして最後に、お酢を軽くひと回し。カウンターに書いてある通り。
レンゲで丼の底から骨粉をすくい上げるようにして、スープを一口。
最高です。
ここまで来ると、もうスープを残す理由がありません。
13時45分、完食。

危うくスープまで完全に飲み干してしまいそうでした。
まとめ|赤坂で濃厚ど豚骨なら「博多ラーメン 和」

今回は、赤坂の「博多ラーメン 和(かず)」で、特製和ラーメンをいただきました。
13時頃の訪問で、食券を購入してから前に14人。
待ち時間は約30分でした。
私が食べている13時35分頃には、スタッフさんの会話から一時的に行列がなくなったようでしたが、お店を出る13時45分頃には、再び数名の行列ができていました。
訪問時間によって混雑状況は変わりそうですが、ランチタイムは行列を覚悟しておいた方が良さそうです。
それでも今回食べてみて思ったのは、
「並んででも食べてよかった」
ということ。
豚と水だけを使い、さまざまな工程と時間をかけて作られる自家炊き濃厚ど豚骨スープ。
そこに福岡から取り寄せる低加水の細麺。
さらに無料の替玉と、辛子高菜、やみつきモヤシ、紅しょうがなどの卓上トッピング。
最後まで飽きることなく楽しめました。
濃厚な豚骨ラーメンが好きなら、ぜひ一度食べてみてほしい一杯です。
私にとっては、まさに「最高」の博多ラーメンでした。


