ラーメン激戦区・蒲田にある「中華そば きくたに」に行ってきました。
鯖節、鰹節、うるめいわし節を使った、節の旨みを存分に味わえる中華そばが楽しめるお店です。
今回いただいたのは、味玉中華そば+鮪ちらしセットと、ワンタンチャーシュー麺。
実際に食べてみると、濃厚な魚介の旨みがガツンとやってくる一方で、後味は意外なほどまろやか。
さらに、店内で製麺する「もち姫」を使った自家製熟成麺も印象的でした。
「節を感じる中華そば」が食べたいなら、蒲田のきくたにはかなりおすすめです。
店舗情報・アクセス
中華そば きくたに
住所:東京都大田区西蒲田7-65-8
最寄駅:JR蒲田駅
アクセス:JR蒲田駅西口から徒歩約3分
アーケードのあるサンロード蒲田商店街にあります。
蒲田駅西口から商店街まではそれほど距離がないので、多少の雨なら傘を持たずに行けそうな立地です。
中華そば きくたにとは?

「中華そば きくたに」は、ラーメン激戦区・蒲田にある節系ラーメンのお店。

店主さんは、荻窪の「There is ramen」で修業されたそうで、節の旨みを前面に出した中華そばを提供しています。
そして、きくたにを訪れたら一緒に味わいたいのが「鮪ちらし」。

店頭にも、
「節を感じる中華そばと抜群の食べ合わせ」
として鮪ちらしが紹介されています。
これは食べてみるしかありません。
透明なカーテンが印象的な店構え
お店の前まで来て、まず目に入るのが間口の広い透明なカーテン。
普通のお店とは少し違った雰囲気があります。
どこからでも出入りできるような造りになっていて面白い。
しかも、外から店内の様子がよく見えるので、混んでいるのか、空いているのかを確認してから入れるのもいいところです。
外観はどこかシャープな印象。
蒲田の商店街を歩いていると、つい目に留まるお店です。
行列の並び方
きくたには、先に食券を購入してから並ぶスタイルです。
混雑時は、スタッフさんの案内があるまで椅子に座って待つようです。
今回は平日の金曜日、11:20頃に訪問。
この時間帯は並ぶことなく入店できました。
中華そば きくたにのメニュー

中華そば
| メニュー | 価格 |
|---|---|
| 中華そば | 860円 |
| ワンタン麺 | 1,100円 |
| チャーシュー麺 | 1,210円 |
| ワンタンチャーシュー麺 | 1,450円 |
| 味玉チャーシュー麺 | 1,360円 |
| 味玉ワンタン麺 | 1,250円 |
| 味玉中華そば | 1,010円 |
基本となる中華そばは、860円。
チャーシュー2枚、メンマ、ネギがトッピングされています。
ここに煮卵、ワンタン、チャーシュー、鮪ちらしなどを追加することで、自分好みの一杯に仕上げられます。
トッピング

チャーシュー:350円
煮卵:150円
ワンタン:240円
海苔:150円
メンマ:150円
ネギ:100円
ご飯もの
鮪ちらし:360円
ライス(中):200円
ライス(小):150円
麺量
大盛り:150円
麺量もしっかり表示されています。
中華そば
並:180g
大:270g
つけ麺
並:250g
大:350g
この日は2人で訪問し、
- 味玉中華そば+鮪ちらしセット
- ワンタンチャーシュー麺
を注文しました。
決済は電子決済のほか、現金にも対応していました。
白を基調とした綺麗な店内

店内に入ると、白がハッキリと感じられる綺麗な空間。
外観の透明なカーテンからは少し想像できないくらい、店内はすっきりしています。

透明なカーテンで覆われたお店ですが、店内はしっかり涼しく、暑い日のラーメンでも快適に過ごせました。
きくたにが目指す「出汁を味わう新中華そば」

カウンターに座ると、きくたにの中華そばについて書かれた案内があります。
コンセプトは、「出汁を味わう新中華そば」。
脂を抑え、出汁の旨みをしっかり感じられ、それでいて食べ飽きない一杯を目指しているとのこと。
特に印象的なのが、鯖節・鰹節・うるめいわし節を使ったスープです。
毎朝、これらの節をたっぷり使って出汁を引き、旨みの余韻を残すスープに仕上げているそうです。
また、店内の案内では「まろやかな酸味」も特徴として紹介されています。
自家製の熟成麺にも注目

ふと横を見ると、店内に製麺機と製麺スペースがあることに気付きました。
そして、そこには「もち姫」の袋も。
きくたにでは、岩手県産の「もち姫」を使った自家製麺を店内で製麺しているそうです。
製麺後に一昼夜以上熟成させることで、もちっとした食感だけでなく、つるっとした喉越しも生み出しているとのこと。
ラーメンを食べる前から、これは期待が高まります。
味玉中華そば+鮪ちらしセットを実食

濃厚な色合いの節系スープ

見た目からして、一般的な「透き通ったあっさり醤油ラーメン」とは少し違います。
醤油ダレに、鯖節・鰹節・うるめいわし節などの魚介節が大量に溶け込んでいるような、深みのある濃い色合い。
一見すると、かなり濃厚そうです。
そして、ひと口。
「一口目から旨い!」
見た目通り、ガツンと力強い濃厚さがあります。
節の旨みが一気に広がり、いろいろな魚介の味わいが複雑に重なっているようなスープ。
まさに、節を食べる中華そばという印象です。
ところが、ここが面白い。
濃厚なのに、しつこくありません。
まろやかで、後味は意外なほどあっさり。
「濃厚なのに、まろやかであっさりしている」
この不思議なバランスが、きくたにの中華そばの魅力だと思います。
もちもち、ツルツルの自家製熟成麺

麺を持ち上げて食べてみると、舌触りはツルッ。
そして喉越しもよく、噛めばもちもち。
魚介のパワフルなスープが麺にしっかり絡みます。
店内で製麺し、さらに熟成させた自家製麺ということもあり、スープとの相性が非常にいい。
魚介の濃厚な旨みを、もちもちの麺で受け止める。
これはかなり好きな組み合わせです。
「新しい中華そば」と掲げているのも納得。
昔ながらの中華そばとは違う、現代的な節系ラーメンに感じました。
絶妙な火入れの味玉

別添えで提供された味玉。
割ってみると、黄身の中央部分だけがとろりと流れ出すような、絶妙な火の通り加減でした。
濃厚な節系スープに、まろやかな味玉。
これもよく合います。
ワンタンチャーシュー麺も実食
続いて、ワンタンチャーシュー麺。

ワンタンとチャーシューを増量した、なかなか豪華な一杯です。
ぷるるん食感のワンタン

ワンタンは、皮がなめらかでぷるるん。
ツルッと口に入って、そのままチュルッと食べられる心地よい食感です。
餡そのものはやや小ぶりですが、生姜が効いているのが良い点。
節系のスープに負けない存在感があります。
魚介の旨みが強いスープに、生姜の爽やかな風味。
この組み合わせが非常に良かったです。
とろとろのチャーシューもたっぷり

チャーシューは国産豚のバラ肉。
ワンタンだけでなく、チャーシューも増量。
見た目はシンプルですが、食べてみるととろとろ。
柔らかく煮込まれていて、箸でもほろっと崩れるような仕上がりです。
魚介の旨みが強いスープの中でも、豚肉の存在感はしっかり。

美味し過ぎて箸が止まりません。
途中で味玉を半分もらい、こちらにも投入。

味玉が加わるだけで、なんとなく気分も上がります(笑)。

そして、コリコリとした食感のメンマも、濃厚な節系スープとの相性抜群でした。
京一味とお酢で味変

終盤は卓上にある調味料で少し味変。
まずは京一味を少し。
節系スープにピリッとした風味が加わり、また違った表情になります。
さらに、お酢もひと回し。
濃厚な魚介スープに酸味が加わることで、後半でもスッキリと楽しめます。

そして結局……
美味しすぎて、かなりスープを飲んでしまいました。
鮪ちらしが中華そばとよく合う

きくたにを訪れたら、ぜひ一緒に注文したいのが鮪ちらし。
価格は360円です。
濃厚なマグロの味わいがあり、これが節系の中華そばとよく合います。
単なる「ラーメン+ご飯」という組み合わせではありません。
魚介の旨みを楽しむ中華そばだからこそ、鮪ちらしとの相性の良さが際立ちます。
店頭で「節を感じる中華そばと抜群の食べ合わせ」と紹介されているのも納得。
きくたにに来たなら、ラーメンだけでなく鮪ちらしまでセットで楽しむのがおすすめです。
丼の裏には「おみくじ」も?
そして、これは後から知ったのですが……
丼の裏におみくじがあるそうです。
私は食後に知らなかったため、確認できませんでした。
後からSUSURU TV.を見て知りました。

ということで、これから「中華そば きくたに」に行く方は、ぜひ覚えておいてください。
スープを飲み干したら、丼をひっくり返して裏側をチェック。
どんなおみくじが出るのか、これも楽しみのひとつですね。

中華そば きくたにを食べてみた感想
今回、実際に食べて感じた「中華そば きくたに」の魅力は、やはり節の旨みです。
鯖節、鰹節、うるめいわし節などから生まれる魚介の旨みはかなり力強い。
それなのに、脂っこさや重たさは感じにくく、まろやかに食べられます。
そして、自家製の熟成麺がまたいい。
ツルッとした喉越しと、もちもちとした食感。
濃厚な魚介スープとの相性も抜群でした。
さらに、ワンタンの生姜、柔らかなチャーシュー、コリコリしたメンマ、そして鮪ちらし。
一杯の中にいろいろな味と食感が詰まっています。
個人的には、
「濃厚なのに、まろやかであっさりしている。不思議なラーメン。」
というのが一番しっくりきます。
「新しい中華そば」とは、こういうことなのかもしれません。
こんな人におすすめ
「中華そば きくたに」は、こんな人におすすめです。
- 蒲田で美味しいラーメンを探している
- 魚介系・節系ラーメンが好き
- 鰹節や鯖節の旨みをしっかり味わいたい
- 濃厚だけど重すぎないラーメンが好き
- 自家製麺のラーメンを食べたい
- ワンタン麺が好き
- ラーメンと一緒に鮪ちらしも楽しみたい
特に「魚介の出汁が好き」という人には、一度食べてもらいたい一杯です。
まとめ|蒲田で節系中華そばなら「きくたに」

蒲田駅西口から徒歩3分。
「中華そば きくたに」は、鯖節・鰹節・うるめいわし節などを使った、節の旨みを存分に楽しめる中華そばのお店でした。
濃厚な魚介の旨みがありながら、まろやかで食べやすいスープ。
そして、店内で製麺する「もち姫」を使った、ツルツルもちもちの自家製熟成麺。
さらに、鮪ちらしやワンタン、チャーシューなど、組み合わせて楽しみたいメニューも充実しています。
今回は、
- 味玉中華そば+鮪ちらしセット
- ワンタンチャーシュー麺
をいただきましたが、どちらも満足度の高い一杯でした。
蒲田で「節を感じる中華そば」を食べたくなったら、「中華そば きくたに」は候補に入れておきたいお店です。
次回は、今回見逃してしまった丼の裏のおみくじも確認してみたいと思います。


