五反田のちゃん系ラーメンといえば、2026年6月にオープンした「新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店」が気になるところ。
五反田駅東口から徒歩1分ほどという駅近の立地で、一風堂や家系ラーメン、老舗の中華料理店など、さまざまな飲食店が集まるエリアに登場した立ち食い中華そば専門店です。
ちゃん系のラーメンも各地に一気に店舗が増え、今では「ちゃん系」という言葉だけでも、なんとなくラーメンのイメージが伝わるようになってきました。
今回は日曜日のランチとしては少し早い、午前10時過ぎに妻と訪問。
私は「わかめ中華そば+めし」、妻は「のり中華そば+めし」をいただきました。
ツルツルとした麺、たっぷりのチャーシュー、旨味のあるスープ、そして無料のめしまで楽しめる「新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店」を実食レビューします。
ちゃん系とは?
「ちゃん系」と呼ばれるラーメンをご存じでしょうか。
ちゃん系は、東京を中心に店舗を増やしている中華そばの一つのジャンル。
「ちゃんのれん組合」には、「神田ちえちゃんラーメン」や「高円寺ともちんラーメン」など、名前に「ちゃん」「ちん」が付く店舗が加盟しています。
醤油ベースのスープに、平打ち系の麺、たっぷりのチャーシューなどを組み合わせた中華そばが特徴。
どこか懐かしい雰囲気がありながら、しっかり食べ応えがある。
さらに、ラーメンと一緒に「めし」を楽しめる店舗が多いのも、ちゃん系の魅力です。
今回訪れた新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店も、ちゃんのれん組合の加盟店です。
新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店は「再チャレンジ」の地

今回、お店に入って気になったのが、壁に掲示されていた挨拶文です。
そこには、
「五反田の地は『ちゃんのれん組合』の加盟店としては再チャレンジ、皆様とは久しぶりの再会となります。」
という趣旨の文章が書かれていました。
つまり、五反田には以前にも「ちゃん系」のお店があったということ。
そのお店が、かっちんラーメンです。
五反田には以前「かっちんラーメン」があった
かっちんラーメンは、2021年9月に五反田でオープンしたちゃん系のラーメン店。
「中華そば」や「もり中華」などを提供し、ちゃん系らしいスタイルのラーメン店として営業していました。
当時の紹介記事でも、「ちえちゃんラーメン」「えっちゃんラーメン」「ひろちゃんラーメン」「ともちんラーメン」などと共通する、いわゆる「ちゃん系」として紹介されています。
しかし、かっちんラーメンは2023年2月28日に閉店。
閉店理由は建物の老朽化だったと報じられています。
そして2026年6月。
今度は「新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店」がオープンしました。
つまり、五反田にちゃん系のラーメン店が再び帰ってきたというわけです。
店内の挨拶文にあった「再チャレンジ」「久しぶりの再会」という言葉も、以前の五反田でのちゃん系出店を知っている人には、より意味深く感じられます。
現在の店舗は「陳麻家1号店」の跡地
さらに、今回の店舗について調べてみると、もう一つ興味深い歴史があります。
現在の「新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店」の住所は、
東京都品川区東五反田1-14-9
ですが、ここには以前、陳麻家 五反田東口駅前店がありました。
しかも、ただの陳麻家ではありません。
全国の陳麻家の1号店です。
陳麻家は2002年3月に五反田駅前で1号店をオープン。5坪・カウンターのみというコンパクトな店内で、麻婆豆腐を使った「陳麻飯」などを提供していました。
その1号店は約20年間営業を続けましたが、再開発の指定区域となり契約更新ができなくなったため、2022年8月26日に閉店しています。陳麻家公式サイトにも、五反田の1号店が2002年3月に開業し、2022年8月に閉店したことが記載されています。
その後、同じ住所ではマレーシア料理店の「SUPER SAMBAL TOKYO」が営業していました。品川区の店舗紹介でも、東五反田1-14-9の店舗として確認できます。
「SUPER SAMBAL TOKYO」は2025年9月に閉店したとの情報もあります。
そして2026年6月、現在の「新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店」がオープン。
陳麻家1号店 → SUPER SAMBAL TOKYO → 新橋ニューともちんラーメン
と、同じ場所で飲食店が受け継がれてきたことになります。
これは、現在の店舗を訪れる際に知っておくと面白い五反田の街の歴史ですね。
なお、ここは「かっちんラーメン」とは別の場所です。
かっちんラーメンは西五反田1-17-1、現在のニューともちんは東五反田1-14-9。
「かっちんラーメン」は五反田におけるちゃん系の歴史。
一方、「陳麻家」は現在の店舗があるこの場所の歴史です。
この2つを分けて考えると、店内にあった「再チャレンジ」という言葉の意味も分かりやすくなります。
店舗情報・アクセス
新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店
住所:東京都品川区東五反田1-14-9
アクセス:JR五反田駅より徒歩1分
五反田駅東口からすぐ。
駅から近いため、仕事や買い物の途中にも立ち寄りやすい場所です。
営業時間
7:00~翌7:00
定休日:なし
基本的には24時間営業。
朝からラーメンを食べる「朝ラー」はもちろん、ランチ、仕事終わり、飲んだ後の〆など、さまざまな時間帯で利用できます。
2026年6月11日のオープン情報も確認できます。
メニュー

訪問時のメニューはこちら。
食券機は、こちら。隣に両替機まで完備です。

- 中華そば 980円
- わかめ中華そば 890円
- チャーシュー麺 990円
- 月見中華そば 890円
- ネギ中華そば 890円
- のり中華そば 890円
- メンマ中華そば 890円
トッピングなどは、
- ネギ 100円
- のり 100円
- わかめ 100円
- メンマ 100円
- 生卵 100円
- めしおかわり 100円
となっています。
そして嬉しいのが、めし一杯無料。
めしは大・中・小から選べます。
ラーメンだけでなく、ご飯も一緒に楽しめるので、しっかり食べたい人には嬉しいサービスです。
店内はカウンターのみの立ち食いスタイル

店内はカウンターのみで、席数は9席ほど。
椅子はなく、立ち食いスタイルです。
箸、レンゲ、水などはセルフ。
食券を購入したら半券をスタッフに渡し、空いている場所で待ちます。
番号が呼ばれたらラーメンを自分で取りに行き、配膳するスタイルです。
駅前でサッと食べるには、このスタイルも相性が良さそうです。
日曜日の午前10時過ぎに訪問
今回は日曜日。
ランチには少し早い午前10時過ぎに到着しました。
ところが、カウンターは満席。
女性スタッフが1人で切り盛りしていました。
朝7時から営業していることもあり、午前中からラーメンを食べに来る人がいます。
五反田駅前という立地もありますが、24時間営業の強さを感じます。
卓上調味料

卓上には、
- 唐辛子(一味)
- コショウ
- ンモーッHOT
- 青かっぱ
- にんにく
などが用意されています。
中でも気になったのが「ンモーッHOT(んもーほっと)」。
旨味のあるピリ辛な辛味噌で、ラーメンの味変にも、ご飯のお供にも使えます。
わかめ中華そば+めしを実食

私は「わかめ中華そば+めし」を注文しました。
実は、今回わかめ中華そばを選んだのには理由があります。
以前、ちゃん系ラーメンについて調べていた際に、大曽根さんがYouTubeで話している内容を見たことがありました。
その中で、
「毎日食べてもらいたい、そういうラーメンを作っているつもりだが、どうしても塩分が気になる。その塩分排出のためのワカメだったりする」
という趣旨の話をされていました。
ちゃん系のラーメンは、毎日でも食べてもらいたいという思いがある一方で、ラーメンで気になるのが塩分。
そこで、わかめを一緒に食べてもらうという考え方です。

この話を知っていたので、今回は迷わず「わかめ中華そば」を選びました。
着丼すると、わかめが山盛り。

かなりの量が載っています。
わかめ好きとしては、これは嬉しい。
しかも、まだ追加できそうです。
今回は追加しませんでしたが、次回は「わかめ追加」も試してみたいところ。
スープはしょっぱすぎず好み

まずはスープ。
醤油ベースのスープですが、しょっぱ過ぎず、私にはかなり好きな味。
ちゃん系といっても店舗によって違いがあると感じていますが、こちらは以前食べた「なぎちゃんラーメン」に近いような味わいに感じました。
わかめがたっぷり入っていることもあり、最後まで比較的優しい印象です。
ガツンと濃厚なラーメンというより、醤油の旨味を感じながらスルスル食べられる中華そば。
朝からでも食べやすい味だと思います。
チャーシューが旨い

薄めにカットされたチャーシューも旨い。
これが間違いない美味しさです。
麺と一緒に食べてもいいですし、ご飯と合わせてもいい。
「もっと食べたい」と思わせるチャーシューで、気がつくとどんどん食べてしまいます。
ちゃん系といえばチャーシュー、というイメージにも納得です。
ツルツルと進む麺

麺は口当たりがよく、ツルツル。
箸を進めると、どんどん食べられます。
強いコシを楽しむというより、スープと一緒にツルツルと啜るタイプ。
醤油スープとの相性も良く、朝からでも食べたくなるような麺です。
メンマの食感も好み

メンマはコリコリし過ぎない食感。
このくらいの食感が、個人的にはたまりません。
チャーシュー、メンマ、ネギ、わかめ。
シンプルながら、それぞれの具材を楽しめます。
めしには青かっぱとンモーッHOT

無料のめしもいただきます。
ご飯には青かっぱを適量。
さらに、ンモーッHOTも少し添えます。
ピリッとした辛味と旨味が加わり、ご飯が進みます。
もちろんラーメンにも、ンモーッHOTを少し追加。

スープに辛味と旨味が加わって、良い味変になります。
わかめがたっぷり入っていることもあってか、最後まで優しい味わいでいただきました。
めしにチャーシューやスープもかけてみたり。楽しみは広がります。

のり中華そば+めしを妻が実食

妻は「のり中華そば+めし」。
のり増しでいただきます。
店内は混んでいたため、最初はほとんど話すこともできませんでした。
その後、お店が少し一段落したタイミングで、お客さんが空いた隙に席を移動して隣へ。
妻に聞いてみると、ニンニク、コショウ、一味などを使って楽しんでいたようです。
私もひと口スープをいただいてみました。
すると、かなりパンチのある味に変わっています。
先ほど私が食べたスープとは、また違った印象。
ニンニクやコショウ、一味を加えることで、自分好みの一杯に仕上げられます。
そのまま食べるのもよし、卓上調味料で味変するのもよし。
こうした自由度も、ちゃん系の面白さですね。
新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店を食べてみて
今回いただいた「わかめ中華そば」は、たっぷりのわかめ、ツルツルとした麺、旨味のあるチャーシュー、そして醤油の旨味を感じるスープが印象的でした。
特に気に入ったのは、麺・チャーシュー・スープのバランス。
派手なラーメンではありませんが、食べ進めるほどに、
「こういう中華そばがいいんだよな」
と思える一杯です。
そして、無料のめしも嬉しい。
チャーシューと一緒に食べてもいいですし、青かっぱやンモーッHOTを使ってご飯を楽しむこともできます。
さらに五反田駅から徒歩1分、朝7時から翌朝7時までの営業。
朝ラーからランチ、仕事終わり、深夜の〆まで使えるのは大きな魅力です。
そして今回は、店内の挨拶文をきっかけに、五反田とちゃん系のちょっとした歴史も知ることができました。
以前、五反田には「かっちんラーメン」があり、ちゃん系として営業していました。
その後、約3年を経て、今度は「新橋ニューともちんラーメン」が五反田に登場。
さらに現在の店舗がある場所には、かつて全国の「陳麻家」の1号店もありました。
一杯の中華そばを食べるだけでなく、その場所や街の歴史まで知ることができる。
今回の訪問は、そんな意味でも印象に残る一杯になりました。
五反田でちゃん系ラーメンを食べたいとき、駅近でサッとラーメンを食べたいとき、そして朝や深夜にラーメンを食べたいとき。
「新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店」は、覚えておきたい一軒です。
次回は、今回気になったわかめ追加も試してみたいと思います。
ごちそうさまでした!
新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店はこんな人におすすめ
- 五反田駅近くでラーメンを食べたい
- ちゃん系ラーメンが好き
- 昔ながらの中華そばが好き
- ツルツルとした麺が好き
- チャーシューをしっかり楽しみたい
- ラーメンと一緒にご飯も食べたい
- 朝ラーを楽しみたい
- 深夜・早朝にラーメンを食べたい
- 立ち食いでサッと食事を済ませたい
- 卓上調味料でラーメンを自分好みにしたい
新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店まとめ

「新橋ニューともちんラーメン 五反田駅前店」は、五反田駅東口から徒歩1分ほどの場所にある、立ち食いスタイルのちゃん系中華そば専門店です。
今回は「わかめ中華そば+めし」をいただきましたが、ツルツルとした麺、旨味のあるチャーシュー、醤油の旨味を感じるスープが印象的でした。
無料のめしと一緒に楽しめるのも嬉しいところ。
さらに、卓上のニンニク、コショウ、一味、ンモーッHOTなどを使えば、自分好みに味を変えながら楽しめます。
そして今回、店内の挨拶文をきっかけに、五反田には以前「かっちんラーメン」というちゃん系の店舗があったことも知りました。
「五反田の地は『ちゃんのれん組合』の加盟店としては再チャレンジ」という言葉の通り、五反田にちゃん系が再び戻ってきた形です。
また、現在の店舗がある場所には、かつて全国の「陳麻家」の1号店があったという歴史も。
ラーメンを食べるだけでなく、その場所の歴史まで知ることができたのも、今回の訪問で印象に残ったところです。
五反田でちゃん系ラーメンを食べたい方はもちろん、朝ラーや深夜のラーメンを探している方にもおすすめしたい一軒です。
ごちそうさまでした!

